mochidecoの日記

8年間放置した乳がんをようやく治療すると決めた。治療の記録。4人のママ。

MRIとの戦い

10月5日

 

決戦の日だ。

あの忌わしい記憶が蘇る。

 

今日こそ泣かない。

20センチ四方の箱に詰められたような視界。

顔中の穴から水を放出してみっともないことになった8年前。

 

約20分を何事もなかった顔をして

終わらせ、あの馬鹿デカい白い敵に勝利するのだ!

 

…と、勇ましくいられたのは着替える前まででした。。。。

 

待合廊下でもう半泣き。💧

看護師さんにどれほど閉所恐怖症かを話し、音楽を好きなものに変えてもらえないかも尋ね…。

 

呼ばれて入った部屋。

BGMは物悲しいオルゴールの音で奏でられる、ナウシカの幼少期回想シーンのあの曲。

 

 

らんらんらららんらんらん

 

 

 

あの…

私は声を大にして言いたい。

MRIの機械を作ってくれてる人、

 

まず

選曲

なーーー!!!!

エンヤとかかけとけば

心落ち着くだろうとか思ったか!

 

受ける人のスマホ繋げて

音楽選べる様にしてくれっ!

 

それから

ガンガン鳴るあの音!!

ピービー!だの

ブーブーブー!!だの

音がデカすぎるし、

何故に頭上で鳴らす。。。

もうちょっと何とかできるでしょーー!

 

それから!

ヘッドホンの音質改善を求める!

遮音性に関しても

私の持ってるSonyちゃんのワイヤレスの方がいいわい!

 

 

苦痛の20分

先日の旅で

ウミガメさんと会えた時の映像と感覚を

脳内再生することと

 

神様がこの機械を使って

私の体の悪いところを見つけてくれてるから心配ないと

 

この2つに

集中してました。

 

 

終わった時には

 

まあ案の定

 

鼻は鼻水垂れまくり

目は腫れまくり

 

予防に顔の下に入れておいたタオルさんがまあ役にたったこと!

 

あー疲れた。。。

 

できるだけ寄り添ってくれた

看護師さん、技師さんには

感謝してます。

ありがとう。

 

最後に脳内で再生し続けて助けられた

ウミガメちゃん画像を。

 

また会いに行くからねー!

 

f:id:mochideco:20221006052559p:image

 

歯の治療は着々と

10月4日

こんばんは!

今週は火、水、木と仕事を休んで

検査と歯の治療。

 

がんも放置したけど

虫歯も結構放置してたんですよね〜。

歯医者さんって、恥ずかしいし痛いし。

こどもの虫歯の歯医者さんに

めっちゃ怒られたことあるし。

もうトラウマです。

 

さて今日も朝から。

今の歯科医院さんは、

表面麻酔のあと、

時間をかけて3回に分けて麻酔して

痛くないようにしてくれるし、

 

口の開け閉めも、こまめに「楽にして下さいね〜」って伝えてくれるし、

 

しょっちゅうすすぎうがいさせてくれるし、

なにげに

膝掛けしてくれるのが

小さなことだけど

安心する…。

 

小さな事の積み重ねで

安心ってできるのねー。

 

いい歯医者さんで良かった💛

 

こうしてみると

自分を大切にしている人になれた気がして悪くない。

これからは

もっと自分を可愛がろうかなぁ。

十分甘やかしてはいるけど。w

 

明日はとうとう

だーーーーーいっ嫌いなMR。。。

 

閉所恐怖症が

8年前にMRI受けたことで発覚。

 

もう今回は泣かずに

受けたいなぁ。。。

 

ご褒美として

(ご褒美大切だよね)

眉毛アートメイク

その後に予約してある。

 

モニター価格で

半額でやってもらいます。

 

ステキ眉毛になります!

宣言…笑

 

留置その後

9月30日

ガーゼを外して良い日。

恐る恐る見てみた。上の写真。

内出血のところは黄色みを帯びて

治る方向へ向かっている模様。

 

赤く引っ掻き傷の様になっているのは、おそらくおいなりさんの様な処置をしたから。

おいなりさんって、ご飯を入れるとき、油揚げをちょっと開かないと入れられませんよね。

ポートを入れる場所を作るために、なんか、油揚げのように皮と肉剥がす感じ、してたっぽい。多分これの跡。

 

10月1日

下の写真。黄色み増し増し。

傷は多分いい感じだけど、上にできたテープのかぶれがちょっと痛痒い。

 

テープにかぶれやすいから

今後相談してみよう。

 

CVポート留置

2022年9月28日

 

いきなり

ちょっと…という様な画像で失礼!

 

乳がんとわかってから、すぐに手術で全摘と言われたのが8年前。
すぐに全摘しなくて良いというセカンドオピニオンを探して受け、
8年間ほぼ忘れて過ごしていました。

 

子供がある程度育って落ち着いてきたからか、ようやく、さてこれをなんとかしておこうという気になりました。

記録として、今日から書いていこうと思います。

 

ポート留置当日夜の写真。ポートの埋まっている少し下まで内出血している。

 

8年間放置した癌は

脇リンパ節への転移があったらしく

化学療法が標準、半年後に手術で乳房全摘とのこと。

幸いにもほかの臓器などへの転移は今のところ見つかっていない。

 

今日のスケジュールは

9:30 歯医者

12:40 ポート留置手術のため病院

 

虫歯も全部治しておかないと、抗がん剤治療中は虫歯が進んだり化膿したり大変らしい。

 

大きな虫歯や治療途中で放置した歯がある身としては、もう一度歯医者に行くのも気まずいがこの際仕方ない。

 

抗がん剤治療開始まであと3週間しかないなか、途中で行かなくなった歯科医院へ当たってみたがスケジュールが合わず。

新しく探した歯科医院で何とか治療してもらうことに。

この日は2本目の虫歯治療。

痛くないようにしてくれるし、たった3回でとりあえず抗がん剤治療スタートできるところまで持っていってもらえるのはありがたい。

 

当日分の虫歯治療を終えて、

お次はポート留置のための病院へ。

まさかの電車が止まる。

手術予定時間の20分前に着くようにしていたが、結局15分ほど遅刻。

電話を一本入れたが、うまく伝わっていなかった模様。道に迷われましたか?と聞かれたw。

 

担当の先生は若くて綺麗で聡明そうな雰囲気の女性。

ひと通り説明を受けたあと、

何かありますか?と聞かれる。

切るのは出来るだけ小さくしてくださいと懇願しておいた。

 

すぐ案内された手術室へ行く途中、売店で何か気持ちを上げるものを…とミルクティー購入。

お昼食べてなかったので幸福感足りてなかった。

 

手術室はオフホワイトの大きな大きな機械とグリーン色のシート、ひどく殺風景で恐ろしく感じた。

着替えて横になったら涙が出てきてしまった。

あー血圧めっちゃ上がっちゃったよ…と看護師さん。

うう。。。

恥ずかしいが怖いのものは怖い。

男性の助手の先生が、技術の確かさと、今から行うことのメリットと、ここにいてあげるから、と話してくれた。優しい。

 

麻酔の痛みは全然平気。メスを入れるのも麻酔が効いていてわからないから平気。

皮と肉を離すような動作が気持ち悪かった。

 

ものの30分ほどで手術は終わり。

先生に今回の出来はどうですか?

と聞いてみたら、

この出来なら文句無しです!

と。

良かった。

 

さて、次は来週の怒涛の検査デイズ。

 

乳がんの治療方針が決まっているということは、ひと通り検査も終わっているはずなのだが、先生によるとMRIと心電図、レントゲンはやっぱり撮っておいて、とのこと。

 

MRIについては、8年前の検査で初めて受けたとき、何故か顔中全ての穴から液体がダダ漏れるという極めて不快な体験をした。初めて閉所恐怖症を自覚した。

まあ再びそんな風になるのは辛いが、治療すると決めたので何とかやり過ごすしかない。

しかし大好きな音楽を聴きながら出来るようにならないものか。。。

調べてみよう。